apacchikun アパッチ君

現役男子高校生です。様々な社会問題に対する考え、思いを発信していきます!若者の声を届けたい!

地元の名門進学校を自主退学したワケ

こんにちは。

私は現役男子高校生(3年)の、apacchikun(アパッチ君)と申します。

タイトルの通り、私は進学校(偏差値72)を高校2年生の終わりに自主退学しました。
自主退学とは言っても、何もカッコいい理由(起業してビジネスに専念するとか?)ではありません。

「学校が合わなかった」、それだけです。

もう少し具体的に話すと、学校という社会の「窮屈さ」が辛かったからです。

学校というのは、みんな同じである、また、同じことをするのを暗に強要する社会です。
例えば、授業では40人近くの生徒が、興味、得意不得意に関わらず、同じペースで同じ内容を学習します。そして全生徒が一定のレベルの学力を等しく求められます。それを測るのが定期テストです。

確かに、まだまだ知識の浅い私たち高校生が、大人にやりなさいと決められたことを教わり、求められるレベルを習得することは大切だと思います。

しかし、それが全てです。学校は。
私は、個人の興味も、個人の得意不得意も同じくらい大切だと思います。
なぜならそれらは「個性」だからです。

個性を伸ばさないと、みんな同じような価値観を持って、同じようなことしかできない社会になってしまうじゃないですか。
それっておもしろいですか?私はそんなのつまんないです。自信を持って個性を示せて、お互い刺激し合う世の中がいいです!

今、日本では教育のあり方が多様化している真っ最中です。学校が合わなくて、毎日辛い思いをしている子どもがたくさんいます。だから、政府も地域も動き出しました。フリースクールなども増えています。

だけど、まだまだ日本の学校教育と、それに対する価値観は凝り固まったままです。学校に通わないなんてどうかしてる、そう言う大人もたくさんいます。それはそれで貴重なご意見ですが、もしあなたのお子さんや、近所の子が学校に行きたくないと言っても、それを否定しないであげてください。まずはゆっくり話を聞いてあげてください。

その子にはその子の、のびのび育つことができる、輝くことができる場所があるはずです。

私は学校で生きずらさを感じて、我慢に我慢を重ねた結果、体調を壊し、学校を退学することを決意しました。
その後通信制高校に転校して、今は自宅のパソコンで授業を受けています。だから学校に登校することはほとんどありません。毎日心身が楽で、勉強や趣味のソフトテニスをやってゆったり過ごしています。

最後に、もし今あなたが学校で辛い思いをしていたら、我慢をやめて、信頼できる大人や友達に気持ちを伝えてください。きっと道は拓けるはずです。
あなたの健康(カラダもココロも)が何より大切です。

                 apacchikun